高田馬場は飲食店が約500店舗も立ち並ぶ繁華街。山手線を中心に東西南北に飲食店が広がっていて、路地裏にも多くの隠れた名店があります。

昔も今も学生街ですが、実は早稲田生ばかりではなく、富裕層の中国籍の2代目が学生として多く住んでいる街でもあります。そのため、学生価格だった食事処も今では様変わり。

高単価な大人のお店や、サラリーマンが好むような定食屋が増え、より一層、食がこの街を支えるようになりました。今回はその中でも選りすぐった5選のお店を紹介します。

食事をひとりでゆっくり取りたい方に、高田馬場在住9年のプロがオススメするお店をご紹介

この記事では、以下のような内容を知ることができます。

この記事では、以下のような内容を知ることができます。

  • ひとりでゆっくり食べられるお店
  • お店ごとの特徴を簡単にまとめた情報
  • お店ごとの予算や営業時間・アクセスなど
  • 迷ったときにオススメの5つのお店

みなと:創作居酒屋が作る本気飯

旬の海鮮食材を中心に、料理長「松村(通称マツ)」がこだわり抜いた料理方法で、全てに妥協をしないお店。小鉢から、副菜まで全てが「美味しい」の一言で始まり、おいしいで終わる料理ばかり。

特にオススメなのが、“ランチ”です。夜の定番メニューを定食形式で1000円以内で食べれるから嬉しいです。また、追加で唐揚げや自家製焼売も小分けに頼めて、その場合で調理してくれるからどれも◎。

まずは、人気のハラミ定食。ここに追加で、焼き餃子&焼売セットを注文。豪華なランチとなりました。炭水化物でお腹を膨らませたくない私としては、おかずで満腹感を得られて、かつ1000円前後で済むのは嬉しい限りです。

今回はランチ中心にご紹介しましたが、みなとのディナーは海鮮系の食事が中心です。写真は、スタンダードメニューの『海鮮茶碗蒸し』です。通常の茶碗蒸しに、白子とイクラをふんだんに乗せています。これだけでも十分メイン料理の一品です。焼肉屋でいうところのユッケのポジションとでもいいましょうか。

日本酒に合う最高のおつまみです。

店名:みなと
住所:東京都新宿区高田馬場4−13−11 松島第一ビル1F
TEL:03-6908-6444
営業日:昼11:30〜14:30/夜17:00〜24:00
定休日:なし
平均予算:昼1,000円/夜4,000円
食べログ:⭐️0※2022年10月にオープンしたばかりです。

日本の味 和(かず)

早稲田通り沿いのビルの2階に位置しています。やや分かりにくい場所です。

店内は料亭をイメージさせるような作りで、板前風な料理人の方が何名も厨房にいます。こちらはランチが定食で、2,780〜3,580円と馬場にしては高めな金額設定です。

私がいただいたのは、こちらの「自然薯と豚の角煮定食」

全体的にボリュームが少ないかなぁというのが最初の印象です。自然薯はとろろよりも繊維が細かく手箸で摘み上げられるほどの弾力。そのまま啜って食べるより、ご飯と共に食べるのが間違いない食べ方です。

そして、メインなのか副菜なのか不明ですが豚の角煮は脂身が柔らかくとても上品な味がしました。脂身の部分が多く、ゼラチン状に溶けていくため食べ応えには欠けるもののそれを好きと捉えれば溶ける系角煮飯は私の好みです。

店名:日本の味 和
住所:東京都新宿区高田馬場2-8-3
TEL:03-3200-9818
営業日:昼11:30〜14:30/夜17:00〜22:00
定休日:日曜・祝祭日
平均予算:昼2,000円/夜8,000円
食べログ:⭐️3.32

洋庖丁:昭和の定食屋

高田馬場のさかえ通りの古めのビルへ入ったところにある洋食屋さん。外観は少し入りにくい印象がありますが、内装はカウンター式で中央に店主が調理をするスペースがあります。

そこは、ザ・洋定食という食事処。

メニューは全て期待を裏切ることのないものばかり。出されないでもどんな味でどれだけ満足感が得られるかが理解できるほどにシンプルなメニュー構成。

  • 茄子と肉の生姜焼き
  • ポークからし焼肉ランチ(大)
  • 白身魚のバター焼きランチ(並)
  • スタミナ焼き&メンチカツランチ

と、なんとわかりやすい顔ぶれ。確実に美味しい顔ぶれです。ランチプレートには、昭和洋食屋にかかせない素焼きパスタが乗っています。甘辛ダレと一緒にすするパスタはご飯以上に罪な炭水化物です。

店名:洋庖丁 高田馬場店(ヨウボウチョウ)※板橋区大山にも店舗あります。
住所:東京都新宿区高田馬場3-1-4
TEL:03-3362-9560
営業日:11:15〜22:45
定休日:日曜
平均予算:昼1,000円/夜1,000円
食べログ:⭐️3.49

角煮丼屋くろしろ:極厚トロ角煮定食一本の店

高田馬場よりも小滝橋エリア沿いに位置する、豚の角煮定食のみで勝負する豚の角煮専門店。

角煮は本来繊維に沿って“横に箸”を入れられますが、この豚の角煮は脂身と肉の繊維がとてもキメ細く、脂の融点が低いため、“縦に箸”を入れても繊維ごとスッと切れます。

本来サイコロ状にする豚の角煮ですが、これは大判型です。サイコロ状にする理由は肉を柔らかく煮込み、味を染み込ませやすくするためです。

ところが、この豚の角煮(既に角煮で歯ないが)は、特殊な調理工程をすることで、箸でも簡単に割けてかつ、煮崩れしない大判型になるように研究し尽くされた状態です。

思ったほど、濃くなくあっさりしているため、女性でも200gの角煮はぺろっと食べれます。心配な方はご飯少なめの注文をすると良いかもしれません。

店名:角煮丼屋くろしろ(←クリック)
住所:東京都新宿区高田馬場3-37-2 1F
TEL:080-4416-9106
営業日:11:30〜14:00(L.O.13:30)
定休日:日曜、月曜、水曜日
平均予算:昼1,700円
食べログ:⭐️0※2023年2月にオープンしたばかり。

つけ蕎麦安土:深みのあるつけ汁に固めの風味香る蕎麦が絶品

最後は、高田馬場で有名な蕎麦屋の1つ。そして癖強蕎麦屋としても非常に隠れファンの多い飲食店です。(個人的には二日酔いでもまったく重たくなく、すんなり食べきれる量だと思います)

かくいう、私もこのお店に魅了されたうちの1人。8年ほど高田馬場に住んでいるのに、その存在を知っているものの4年ほど行くことがなかったのです。ある日気になり、足を運んでみました。

私の食人生に革命が起きました。

蕎麦をめんつゆ以外で食べるという価値観がなかったところに、凄まじいボディブローを食らった感じです。まず美味い。正直蕎麦独特のあの風味はかき消されますが、それでもラーメンを食べた時の食感とは違うところが私にはマッチしました。

要は蕎麦にしては太い麺、それが硬めなんです。硬めの麺が好きな私にはとても相性です。

漬け汁は油分を多く含んだスープなのですが、麺が冷たいが故に脂が凝固してきます。その時に卓上にある生卵が良い仕事をします。

1人1つという粋な計らいで、つけ汁に生卵を入れときあわせていくと、味のまろやかになった漬け汁の完成。蕎麦を漬け入れると、卵のとろみに濃いめのつけ汁が絡みあい全く別の料理へと変身します。

今回写真で載せたのは、このお店で一番高くて豪華な「全部乗せつけ蕎麦」で、つけ汁が全6種類から選べるのが特徴です。今回私が選んだのは店オリジナルでスタンダードなつけ汁です。

店名:つけ蕎麦安土 高田馬場本店(あづち)
住所:東京都新宿区高田馬場4-18-9
TEL:050-5569-3869
営業日:11:30〜22:00
定休日:なし(無休)
平均予算:昼1,100円
食べログ:⭐️3.49


■高田馬場 角煮丼屋くろしろ/“箸縦割り”ができる一本丸ごと豚の角煮専門店

〒169-0075

東京都新宿区高田馬場3-37-2-1F(焼肉屋うしかご1Fにて間借り営業)

最寄り駅:
東西線「落合」駅徒歩9分
西武新宿線「下落合」駅徒歩8分
JR山手線「高田馬場」駅徒歩18分

最寄りバス:
JR山手線「高田馬場」駅早稲田口前のバス停(小滝橋行)でバス2分

JR山手線高田馬場駅 早稲田口出て目の前のバス停

お電話でのお問合せはコチラ

☏080-4416-9106
営業時間:10:00~18:00
営業日:火、木、金、土曜日

角煮丼屋くろしろは“箸縦割り”ができる一本丸ごと角煮が食べられる定食屋です。
豚肉はブランド豚「和豚もちぶた」を使用。角煮は茹で後200gの大きさが特徴。

女性でも食べきれるように、調理の仕込み時間に8時間かけることで極限まで余分な脂身を落としています。
他店では1品にかけられる仕込み時間が限られています。

専門店だからこそ出せる味と素材の品質が他店より優れている点が選ばれ、お客様からの高評価を獲得しています。

店主のワンオペかつ調理制限があるため、

『1日限定10食』です。WEBから事前予約をオススメします。

「とにかく腹いっぱい肉を食べたい」「高くてもいいから良質な定食を食べたい」
という方はぜひ角煮丼屋くろしろへご来店ください。
圧倒的な美味しさと満足度には自信があります。

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