吉野家 厚切り豚角煮定食の全体写真

こんにちは。高田馬場の豚の角煮専門店「角煮丼屋くろしろ」店主の若井です。

2026年9月18日、吉野家の「厚切り豚角煮定食」が夜限定の定番メニューになりました。これまで期間限定で出ていた人気メニューが、いつでも食べられるようになったわけです。

角煮だけで勝負している専門店の店主として、これは食べないわけにはいきません。実際にお店で食べてきたので、厚み・柔らかさ・脂・タレ・ご飯の5つの視点で、正直にレビューします。

結論:角煮専門店の店主から見た評価

  • 手軽さとコスパは見事。約1,200円でこの厚みの角煮が夜中まで食べられるのは、チェーンならではの強みです
  • 柔らかさは10点中6点。しっかり柔らかいものの、「溶ける」食感までは届きません
  • 食べ終わった後の脂の量が気になりました。こってり好きの方には満足感、脂が苦手な方には重く感じるかもしれません
  • 「まずは角煮定食を気軽に試したい」なら吉野家、「とことん柔らかく、あっさりした角煮を味わいたい」なら専門店、という住み分けがおすすめです

吉野家「厚切り豚角煮定食」とは?価格・販売時間

まずは公式発表の基本情報です(2026年10月時点)。

商品名厚切り豚角煮定食/
厚切り豚角煮牛小鉢定食
価格(税込)厚切り豚角煮定食:
店内1,207円
持ち帰り1,185円

厚切り豚角煮牛小鉢定食:
店内1,429円
持ち帰り1,403円
販売時間毎日15時〜翌4時(夜限定)
定番化した日2026年9月18日(15時〜)
付け合わせ白髪ねぎ、食べるラー油、
和からし
ご飯増量・おかわり無料
注意点一部、販売していない店舗や
価格が異なる店舗あり

お昼には食べられないので、ランチで行く方は注意してください。

実食レビュー:角煮専門店の店主が5つの視点で評価

今回は食べた日:2026年9月24日の15:40頃に、元住吉店で「厚切り豚角煮定食」を注文しました。

吉野家 厚切り豚角煮定食の全体写真

① 厚み・量:約200gの厚切りで食べごたえ十分

名前のとおり、厚みはしっかりあります。私の見立てでは1切れ約200g。実は当店の角煮(茹で上げ後で約200g)とほぼ同じボリュームです。チェーン店でこの厚みを出してきたのは、正直驚きました。

吉野家 厚切り豚角煮の厚みが分かるアップ

② 柔らかさ:10点中6点。しっかり柔らかいが「溶ける」までは届かず

箸でほぐれる柔らかさはあります。ただ、専門店の目線で点数をつけるなら10点中6点です。

当店の角煮は「柔らかい」というより「口の中で溶ける」ことを目指していて、箸を縦に入れるだけで割れる状態まで仕上げています。この差は、下処理と煮込みにかける時間の差だと思います。

吉野家 厚切り豚角煮を箸でほぐした断面

③ 脂:食べ終わった後のお皿に残る脂が多め

脂身の量は部位によって違いますが、見たところ脂身が少なめの、下腹に近いバラ肉を使っているようです。

それでも、食べ終わった後のお皿には脂がけっこう残りました。下茹でや脂抜きにどれだけ時間をかけているかは分かりませんが、こってり好きの方にはうれしい一方、脂が苦手な方や、あっさり食べたい女性の方には少し重く感じるかもしれません。

吉野家 厚切り豚角煮定食を食べ終わった後のお皿に残った脂

④ タレ:色は濃いが、味はやや薄め。ピリッと辛め

見た目は濃い色ですが、食べてみると味付けはやや薄めです。そこに食べるラー油や和からしが加わるので、全体の印象はやや辛め。甘辛い王道の角煮というより、ピリ辛で後を引くタイプの味付けでした。

⑤ ご飯:約230gで量は十分。食感は好みが分かれそう

ご飯は約230gで、当店の定食とほぼ同じ量です。増量・おかわりが無料なのはうれしいポイント。ただ、私には少しパサつきを感じました。角煮のタレを吸わせて食べるなら、もう少しもっちりしたご飯が合うと感じます。

吉野家 厚切り豚角煮定食のご飯

専門店の店主として「良かった点」と「専門店ならこうする点」

良かった点:この厚みの角煮を、手軽な価格で夜中まで

約1,200円で200g級の角煮定食が、毎日深夜4時まで食べられる。これは専門店には真似できない、チェーン店ならではの強みです。「角煮定食ってこんなに満足感があるんだ」と知ってもらう入り口として、角煮の魅力を広げてくれる存在だと感じました。

専門店ならこうする点:脂を「極限まで」落とす

一番の違いは脂の処理です。当店では、18時間かけた仕込みの中で、余分な脂を極限まで落としています。そのため見た目は迫力があっても、食べると驚くほどあっさりしています。Googleの口コミでも「見た目以上にあっさりしている」という声をいただいています。

食べ終わった後のお皿に脂が残らない。それが、専門店として一番こだわっているところです。

比較表:吉野家と角煮専門店くろしろの違い

比較項目吉野家
厚切り豚角煮定食
角煮丼屋くろしろ
(専門店)
角煮の重さ約200g(店主の見立て)茹で上げ後 約200g
柔らかさ6/10(箸でほぐれる)10/10(溶ける・箸で縦に割れる)
脂食後にお皿へ残る脂が多め18時間の仕込みで余分な脂を極限まで除去
タレ色は濃いが味はやや薄め、ピリ辛しっかり味がしみた自家製のタレ
昆布+かつおの一番出汁使用
豚肉非公表ブランド豚
「和豚もちぶた」
ご飯約230g、増量・おかわり無料約230g、
山形県産の高級米「つや姫」
価格店内1,207円1,900円
食べられる時間毎日15時〜翌4時11時~15時(L.O14時半)/水曜定休日
グルテンフリー—グルテンフリーの角煮丼あり

結局どっちがおすすめ?

吉野家の厚切り豚角煮定食がおすすめな人

  • 仕事帰りや深夜に、手軽に角煮定食を食べたい
  • 1,200円前後でお腹いっぱいになりたい
  • 脂のこってり感やピリ辛の味付けが好き

角煮専門店がおすすめな人

  • とろけるほど柔らかい角煮を食べてみたい
  • 脂が苦手で、あっさりした角煮が好き
  • ブランド豚やお米にもこだわった一食を楽しみたい
  • 吉野家の角煮を食べて、「もっと本格的な角煮も食べてみたい」と思った

どちらが上というより、用途で選ぶのが正解です。吉野家で角煮定食の魅力を知った方にこそ、専門店の角煮も一度食べ比べてみてほしいと思います。

よくある質問

吉野家の厚切り豚角煮定食はお昼に食べられますか?

食べられません。毎日15時から翌4時までの夜限定メニューです(2026年10月時点)。

吉野家の厚切り豚角煮定食の値段はいくらですか?

店内で1,207円、持ち帰りで1,185円です。牛小鉢付きは店内1,429円です。一部、価格が異なる店舗があります。

ご飯のおかわりはできますか?

はい。ご飯の増量・おかわりは無料です。

吉野家の角煮と専門店の角煮は何が違いますか?

重さはどちらも約200gと近いですが、柔らかさと脂の量が大きく違います。専門店のくろしろでは18時間かけて余分な脂を落とし、口の中で溶ける柔らかさに仕上げています。

専門店の角煮を食べるなら「角煮丼屋くろしろ 総本店」へ

当店は、全国でも珍しい豚の角煮だけで勝負する専門店です。ブランド豚「和豚もちぶた」を18時間かけて仕込み、箸を縦に入れるだけで割れる、とろける角煮をお出ししています。ご飯は山形県産の「つや姫」です。

角煮丼屋くろしろの豚の角煮を箸で縦に割った様子

店名角煮丼屋くろしろ 総本店
住所東京都新宿区高田馬場4-17-17
営業時間11:00~15:00(L.O14:30)
定休日毎週水曜
価格(1)角煮丼定食:1,900円
(2)特上角煮丼定食:3,000円
(3)角煮定食(1-2の端材を使用):1,300円
予約ご予約はこちら(LINE予約)

テレビや多くのメディアでもご紹介いただきました。詳しくはメディア掲載をご覧ください。小麦を使わないグルテンフリーの角煮丼もご用意しています。

ほかにも、角煮好きの店主が実際に食べ歩いたお店を紹介しています。

投稿者プロフィール

若井 直也
若井 直也代表取締役
株式会社A-S(エース不動産)を創設し、現在に至る。
オウンドメディア運営(コラム ・YouTube ・TiKToK 配信等)、経営・財務戦略策定、マーケティング運営全般を担当。
2023年、自身のマーケティング能力を使い、飲食店集客を新規事業の軸としつつ、自身で直接お客様のニーズを掴むために先頭に立ち飲食の店舗運営をする。